風邪をひくと体温が上がるのは

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風邪をひくと体温が上がるのは、
身体が病気と戦っている証拠だといわれます。
免疫細胞は温度が高めの状態のほうが
活動は活発になるため、
体温を高くして病原菌などと戦いやすい環境を
作り出しています。
平常時には、平熱の中で免疫細胞は
通常のパトロールをして、
身体に害を与える病原菌などを
的確に処理していますが、
通常の防御体制で対処できないときには、
体温を上げて免疫細胞を最大限に活動させるようにしています。

逆に体温が低いときには、
免疫細胞の活動も低下しやすくなります。
身体が冷えるのは温かい血液が充分に送られていない結果で、
血液の流れが悪くなっている証拠といえます。
身体の端にある手足は特に血流が
低下しやすいために冷えやすくなり、
冷えているときには免疫も低下していることになります。

免疫細胞は、
血液中のブドウ糖や
中性脂肪が適度な量のときには
スムーズに流れ、病原菌などが
増殖する前に対応することができます。
ところが、血管中のブドウ糖や中性脂肪が増えすぎて
混雑した状態になったときには、
免疫細胞が到着するまでに時間がかかり、
処理にも時間がかかるようになります。

免疫細胞の白血球とリンパ球は
血液中を流れていて、
血流が悪くなると必要なところに駆けつけるのが
遅くなります。
消防活動にたとえると、
]道路が渋滞していたら消防車の到着が遅れて、
ボヤで消せるはずの火事が全焼にもなりかねません。
それと同じようなことが起こり、
がん細胞や病原菌の増殖が進んでいくことになります。
血液中にブドウ糖や中性脂肪が増えすぎると
血管内が混雑した状態になるので、
ますます渋滞がひどくなって免疫が低下していくことになります。

このように低下する免疫細胞の働きを高めるには、
血管内の渋滞を緩和させるために、
血液中のブドウ糖と中性脂肪を適正な量にするように、
食べすぎを控えることが必要になってくるのです。



 医療ジャナリスト:小林正人

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⑥体の不思議な仕組み

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